FROM: liangr
DATE: 2005年3月2日(水) 午前11時43分
「戦争と制裁に対する世界的な同盟」の構築を
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連日、イラク関連のニュースを配信している
「イラク情勢ニュース」
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
のメインの翻訳者、山本史郎さんが
「どなたか日本語に訳していただける方を募集します」
と、紹介されていたメッセージです。
それを受けて急いで訳したのですが、このメッセージを解説、紹介したも
のがすでに
イラク人レジスタンスからのメッセージ
http://humphrey.blogtribe.org/entry-ac0b700517dec81e9d11d958d04c6f8a.html
として掲載されているそうです。
それと多少重複しますが、あわせてお読み戴ければと思います。
私個人はこのメッセージに、イラクのスレイマンからのメール同様、真摯
で誠実なものを感じます。
こうしたレジスタンスとイラク人民を引き離すように、暴力的な「武装勢
力・テロリスト」が輩出してイラクは増々混乱の一途をたどっています
が、それら暴力的な集団の背後には一体誰が隠れていることやら。
すべての真相が解明される日は来るのでしょうか?
千早/TUP翻訳メンバー
May Earth be Filled with Peace and Happiness!
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イラク・レジスタンスからのメッセージ
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もっとも慈悲深く、もっとも恵み豊かな
神の御名において
第6コミュニケ
イスラミック・ジハード軍
メディア小隊
ヒジュラ暦1425年
シャワル(イスラムの暦で第10番目の月)27日
2004年12月10日
世界の人々よ! この声明は、侵略戦争に至るまで、米英の犯罪的な政権
によって課せられた(経済)制裁の中、なんとか生き延びようと苦闘して
きた者たちからあなたたちに向けて放たれたものです。
私たちは、恐怖より道義を重んじる、誠意ある人間です。
私たちは、私たちが真の大量破壊兵器と考える犯罪や制裁に苦しめられて
きました。
何年にも亘る苦悩と絶望――非難されるべき国連が「世界の安定と平和の
ため」と言いつつ私たちの石油収益で商売しているあいだに。
200万以上の無辜の命の犠牲のうえに、トンネルの先に見える光を待って
いたのに、私たちの国の占領と私たちの資源の盗難という結末を迎えるだ
けだったのです。
米英政権のイラクにおける数々の犯罪ののち、私たちは自分たちの未来を
選びました。人類史上、常に苦闘してきたレジスタンスの途を。
彼らの選んだ政府が私たちの国で破壊し、盗んだものに対し、彼らの国が
道徳的、経済的に責任を負うべき占領軍に反撃するのは私たちの義務であ
り、権利であります。
私たちは大洋を渡って英国や米国を占領したりしませんでした。また、
9/11の悲劇に対してなんらの責任もありません。これらは、成長を続ける
中国や、力強く統一されたヨーロッパを前にして、世界のエネルギー資源
を支配しようという真の企みを隠蔽するための、彼ら犯罪者たちの数多く
の嘘の中の一例に過ぎません。(諸問題に)目覚めぬ世界の代わりに、増
大する戦闘に(無実の)イラク人が正面切って耐えなければならないのは
皮肉なことです。
私たちは、英米人も含め、この侵略戦争やグローバリズムに反対して抗議
行動に参加してくれた人々に感謝します。また現在に至るまで、少なくと
も賢明で均衡の取れたと思われる姿勢を見せてくれたフランス、ドイツや
他の国々にも感謝します。
今日、私たちは再度あなた方に呼びかけます。
武器や戦闘員は充分にあるので、それらを要求するわけではありません。
私たちは、あなた方に「戦争と制裁に対する世界的な同盟」を構築してほ
しいのです。賢く、知識も豊富な者によって管理される同盟を。改革と秩
序をもたらす同盟を。今、腐敗しているものに取って代わる、新たな制度
を。
米ドルを使うのはやめて、ユーロや、米ドル以外の主要通貨を使ってくだ
さい。英・米製品の消費を減らすか、止めてください。シオニズムが世界
を終わらせてしまう前に、シオニズムを終わらせましょう。懐疑的な人々
には、この闘いの真の本質について教育し、彼らのメディアを信用しない
ように――彼らの死傷者数は、彼らが認めるよりずっと多いのですから。
彼らの本当の敗北を世界に見せるため、もっとカメラがあったらよかった
のに、と思います。
敵は逃走しています。見えない、予測のできないレジスタンスの動きに、
彼らは恐れおののいているのです。
いつ、どこで、どのような攻撃をするかを決めているのは今や私たちで
す。そして、私たちの祖先が文明の最初の光を導き出したように、私たち
が「征服」という言葉の意味を問い直すのです。
今日(こんにち)、私たちが市街戦の技法を新たに書き換えます。
「イラクの民を助けることが、あなたたち自身を助けることになる」と
知ってください。明日はあなたが同様の破壊にみまわれるかもしれないの
ですから。
イラク人を助けるのは、そこかしこでアメリカ人と取り引きして契約を結
ぶことなどではありません。彼らの戦略は、孤立させねばなりません。
この戦闘は、もはや地域的な戦争などではないのです。また世界が、アメ
リカの一般大衆が苦しめられている、際限なく再生される恐怖の虜でい続
けることもできません。
私たちは、ここイラクに彼らを釘付けにし、財源や人的資源、また闘う意
志を枯渇させます。彼らが私たちから盗むだけ、あるいはそれ以上を消費
させます。
盗まれる石油の流れを混乱させ、止めさせます。そうして彼らの計画を台
無しにしてしまいます。
動きが早ければ早いほど、彼らが倒れる日も早まるのです。
それから米兵には「あなたたちも、私たちと一緒に暴政と闘う選択ができ
るのだよ」と言いましょう。武器を捨て、モスクや教会や家々に逃げ込み
なさい。あなたたちを守ります。そしてこれまでにも何人かにそうしたよ
うに、あなたたちをイラクの外へ逃しましょう。
家へ、家族へ、愛する人の元へ戻るがいい。これはあなた方の戦争ではあ
りません。ましてイラクで、真の大義のために闘っているのではないので
す。
それからジョージ・W・ブッシュにはこう言いましょう。
「『かかって来い!』と言ったから、そうしたのだ。
あなたが予測もできなかったほどに。
もっと挑戦するかい?」と。
(翻訳・千早/TUP)
原文URL:
A Message From The “Iraq Resistance”
http://www.informationclearinghouse.info/article7468.htm
http://www.abolkhaseb.net/media/vedio/message-from-resistance.wmv
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