DATE: 2007年6月14日(木) 午後6時43分
人殺しで金儲けをしている、いかがわしくて、巧妙で、危険な会社レイセオン
オーストラリア人女性ドナ・マルハーンは、2003年春イラクでの「人間の 盾」に参加し、04年春には米軍包囲下のファルージャに入り、その帰路地元レ ジスタンスによる拘束を経験し、04年冬から05年春にかけてイラク・パレスチ ナを旅して、05年8月アメリカからシンディ・シーハンのキャンプ・ケーシー について報告してくれました。オーストラリアに帰国したドナは自国のテロを 見据え、05年12月に米国主導のイラク戦争・占領にオーストラリアが最も貢献 してきたアリス・スプリングス近郊のパイン・ギャップ軍事基地に向かい民間 査察を強行して逮捕・起訴されました。そして、最高7年の刑期を科せられる かもしれない裁判がついに始まりました。 連日行われている裁判は、6月6日(水)も検察側立証が続きました。その日 は体調が悪かったドナが7日(木)の朝に送った6日の裁判報告です。 (翻訳:福永克紀/TUP)
水曜日の裁判――レイセオン社にスポットライト ドナ・マルハーン 2007年6月7日
お友達の皆さんへ
昨夜は報告を送らなくてすみませんでした、昨日は具合が悪くて、それに今日 やるはずの私の冒頭陳述を考えなければならなかったのです。
昨日の審理はバタバタと速いペースで進みましたが、まだ検察側証人の途中で す。なぜデンボ検察官がすでに私たちが同意していることを証明するために手 間隙かけてまだ証人を呼ぼうとするのか?……と、理解に苦しんでいます。今 日彼が立証を終えると、きっとすぐにでも論拠を見つけることができるでしょ う。
昨日の反対尋問のハイライトは、パイン・ギャップ基地の保守業務契約を握る レイセオン社について、ジムが機会を逃さず詳しく話し始めたときでした。レ イセオンの別の仕事について話したのです――巡航ミサイルも含む兵器製造で す。
連邦検察官がこれに異議を唱えると、毅然として判事がジムに続行するよう許 可したのです! 人殺しで金儲けをしている、いかがわしくて、巧妙で、危険 な会社の真実が公開の法廷で語られるのはすごいことです。
それでデンボ連邦検察官は今日で立証を終えるでしょう、そしてうまくいけば 今日の午後には私たちの冒頭陳述が始まるでしょう――それを楽しみにしてい ます。これまで期待していませんでしたが、この法廷ではどんなことでも起こ りうる(そして、起きた!)ことにも気づきました。ですから、びっくりする ことがもっとあるでしょう!
私たちに分かっていることは、私たちが証言でパイン・ギャップの役割につい て言おうとしていることに連邦側は『非常に』懸念を抱いているということ と、「議員特権」のようないろんな方法を使って私たちの口をふさごうと躍起 になって画策していることです!
何人かの支援者がもっと詳しいアップデートをブログ上に書いています。 http://www.pinegapontrial.blogspot.com
それに、昨日のABCニュースはこれです。 http://www.abc.net.au/news/items/200706/1943905.htm?nt
今日はもうこの辺で。 ドナより
原文:[The Pilgrim] Wednesday in court – Spotlight on Raytheon Corporation URL: http://groups.yahoo.com/group/ThePilgrim/message/213
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