◎シリーズ「マラライ・ジョヤとアフガニスタンの今」第3回 ――――――――――――――――――――――― シリーズ前書き(岡 真理/TUP)はTUP速報第926号にあります。 ロヤ・ジルガは、 http://www.afghanembassyjp. 2003年12月、各州から選出された500人あまりの代表者が 議長を務めるムジャッディディも、 この発言により会場は怒号が渦巻き、 http://www.youtube.com/watch? 第3回前書き・翻訳:岡 真理(TUP)
ロヤ・ジルガにおけるマラライ・ジョヤの勇気ある歴史的演説
https://www.tup-bulletin.org/
「ロヤ・ジルガ」とは本来「大会議」
ロヤ・ジルガでのこの3分間の演説によって、マラライ・
今回は、その歴史的スピーチの全文をお届します。
■マラライ・ジョヤ日本講演ツァーが始まりました
昨日16日(日)、広島でジョヤさんの講演会がありました。明日
*ジョヤさん講演会詳細については、「RAWAと連帯する会」
http://rawajp.org/?page_id=302
*ジョヤさん広島訪問については、こちらを。
http://mainichi.jp/area/
シリーズ「マラライ・ジョヤとアフガニスタンの今」
第3回 ロヤ・ジルガにおけるマラライ・ジョヤの勇気ある歴史的演説
2003年12月17日
私はファラフ州から選出されたマラライ・ジョヤといいます。参加者のみなさまのお許しを得て、神と、自由への道の途上で斃れた殉難者たちの名において、数分間、お話しさせていただきます。
わたくしの同胞であるみなさまがたすべてに対して批判申し上げたいことがあります。私たちの国をこのような状況に追いやったあれらの重罪犯罪者がこの場にいることで、このロヤ・ジルガの正当性と合法性が疑問視されるのを、なぜ、許しておられるのですか。
このロヤ・ジルガを信仰にもとるもの、基本的に神への冒涜に等しいと言う者たちがいることを残念に、そして非常に悲しく思います。しかし、実際にここに来てみて、こうした発言もむべなるかなと思うようになりました。委員会を見てください。人々が何とうわさしているか、知ってください。どの委員会の議長も、あらかじめ選ばれた者ばかりです。これらの犯罪者たち全員をひとつの委員会に連れて来たらどうでしょうか。彼らがこの国をどうしたいのか分かると思います。これらの者たちこそ、私たちの国を内戦と国際戦争の焦点にした張本人です。
彼らはこの社会における最大の女性差別主義者であり、彼らのせいで私たちの国はこのような状況に追い込まれました。しかし、彼らは今また、同じことをしようと目論んでいます。かつて政権の座にあり、犯罪者であることが明らかになった者たちにもう一度、政治を任せるなど、誤ったことだと私は思います。彼らは、国内外の法廷に引き出され、裁かれなければなりません。彼らがたとえこの国の人々、靴すら履けないアフガン人から許されたとしても、私たちの歴史は決して彼らを許しはしません。彼らの犯した罪は一つ残らず、祖国の歴史に刻まれています。
原文: http://en.wikipedia.org/wiki/Malalai_Joya#cite_note-13
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